小心ズ
■小心ズ(しょうしんず)
コメディパフォーマンスユニット。
2005年にヤノミとクロナツのデュオとして結成。
「小心者=些細なことにもビビッドに心ふるわせる、感受性と想像力ゆたかな愛すべき人々」をコンセプトに、劇場演劇という枠を超える自由で大胆なショーを追求し、ライブハウス・劇場・クラブ・路上・お祭りなど幅広い場で意欲的に活動。
国内外の多様なジャンルのアーティスト、地元の人々とのつながりも着実に育みつつ、広がりのある豊かな交流をつづけている。
無言劇をベースに、スキャットによる歌と踊り、小道具と効果音を使った身体表現によってシーンを創り出す。ことばを使わずに、細やかな表情やしぐさ、そして圧倒的な生命力をもって紡がれる物語は、ユーモラスかつ美しい生身のファンタジーとして、あらゆる世代と人種を超えて人々に笑いと驚きと感動を与える。
2007年より海外での活動も本格的にスタート。
2009年には5週間にわたるアメリカ西海岸ツアーを成功させ、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルスなど7都市において満場のスタンディングオベーションを受けるなど高い評価を得る。
2010年にソロとして再出発し、シンガポール、アメリカ、カナダへの4ヶ月半にわたる長期海外ツアーを敢行。フリンジ・フェスティバル(演劇祭)を主とした3カ国11都市にわたるこのツアーにおいて5つのアワードを受賞したほか、各都市の観客およびメディアから絶大な支持を受ける。
2012年にはアメリカ・ワシントンDCにおいてキャピタル・フリンジに初参加し、全米二大紙であるワシントン・ポスト紙から絶賛されたほか、ソールドアウト、追加公演、スタンディングオベーションを受け、同フェスティバルで最も名誉ある「ディレクターズ・アワード」を受賞し、翌年のフェスティバルに招待される。
また2011年には新ユニット『おさらスープ』の活動もスタート。
ヤノミ作・演出による『My Exploding Family』で北米ツアーを行い、モントリオール・フリンジの最高賞である最優秀演劇賞を含む計5つのアワードを受賞している。
【受賞歴】
★Director’s Award –Capital Fringe 2012
★ Best of Fest–WinnipegFringe 2010
★ Spirit ofFringe –VancouverFringe 2010
★ Talk ofFringe –VancouverFringe 2010
★ Fringe Crush–OrlandoFringe 2010
★ Best Make-Up& Costume –OrlandoFringe 2010
■ヤノミ
無言劇からバイリンガル司会まで、国内外にサプライズと幸せを運ぶ、天衣無縫のコメディエンヌ。
広島大学英文科在学中に演劇活動をスタート。卒業後、流山児★事務所での荒行を経て2005年に小心ズ(しょうしんず)結成。様々なスタイルのコメディの作・演出・プロデュースを手がける。シルク・ド・ソレイユ正式登録アーティスト。現在までに、小心ズとして6ヶ国25都市で公演を行っている。
■ケノ・ケンノスキー
「フィジカルシアター」を活動の軸に、身体の可能性や創作の面白さを伝える、パフォーマー。
大学在学中より、身体への興味を持ち、マイムやコンテンポラリーを始める。現在はパフォーマーとして演劇やダンスの他、演出助手、シニア向け体操講師、学童指導員などジャンルを問わず活動。高齢者や障害者の介助介護にも携わる。
日本大学芸術学部演劇学科卒。ジャック・ルコック国際演劇学校卒。