MENU

ベト・カレッティ

ベト・カレッティ

ブエノスアイレス出身の7弦ギター奏者&歌手。ブラジルアン・スタイルのギター奏法を学び、シコ・ブアルキ、イヴァン・リンス、ジャヴァンなどの名曲カヴァーを出発点にしながら、ブラジル・スタイルを吸収した自作を作り続け、現代屈指のシンガーソングライター&コンポーザーとして自己のスタイルを確立、アルゼンチン人ながら多くのブラジル音楽ファンの心を魅了してきた。近年パートナーとなったフィリピン系イギリス人ジャズ・シンガー、ミシュカ・アダムスとの共演をきっかけに、チャカレラ、サンバ、ボレロ、カンドンベなどアルゼンチンやウルグアイ音楽、ラテンアメリカ諸国の音楽の要素もさらに取り入れ、よりオリジナリティの高い音楽性で注目されている。 海外での評価も高く、特にメキシコでは2005年から2015年までの間ほぼ毎年ジャズ・フェスティバルに出演、近年はヨーロッパに行くことも多く、2018年にはミシュカ・アダムスとともにイギリス、ドイツ、チェコ、スロベニア、2019年はヨーロッパ全域でツアーを行った。 日本には3rdアルバム 『エスキーナス~街角』 (2005) 発表後に初来日、以降たびたび来日を重ねている。前回の来日はアルバム「見えない橋でつながる音楽(プエンテス・インビシブレス)」制作後の2019年で、初めてミシュカ・アダムスを帯同し、全国で好評を得た。その後ダウンロードのみだが「マブハイ」(2020)、「エン・ビ―ボ」(2022)という2枚のアルバムを発表している。ギター奏法やリズム解説などの指導にも力を入れており、ブラジルのリズムとアルゼンチン~ウルグアイの諸形式によるワークショップの両方が出来る稀有な存在でもある。